
京都らしい路地の名残を感じる小さな道
行願寺の歴史を今に伝える「こうどうのずし」
下立売通りや上京の町を歩いていると、京都らしい細い道に出会うことがある。
そのひとつが 革堂図子(こうどうのずし)
「図子(ずし)」とは、京都独特の細い抜け道や路地のこと。碁盤の目の街並みの中に残る、暮らしのための道だ。
この名前の「革堂」は、行願寺(革堂) に由来する。もともと行願寺は一条小川あたり、今の上京区に広い寺域を持っていたが、豊臣秀吉の都市改造によって移転した。その名残として、今も「革堂図子」という地名が残っている。
表通りから少し入るだけで空気が変わり、静かな京都の日常が感じられる。
こうした図子を歩くと、観光地とはまた違う京都の奥深さに出会える。