綾小路通り(あやのこうじどおり)

全長4.6km。平安京の綾小路に当たる、東は寺町通りから西は天神川の西に至る。途中西院日照町の四条中学校で中断。

綾小路通りの歴史と魅力

四条通のすぐ南を平行して走る「綾小路通り」。
四条のにぎわいから一筋入るだけで、驚くほど静かな空気が流れます。通りの名は平安京の時代から続く由緒あるもので、「綾」という言葉からもわかるように、織物に関わる人々が多く暮らしていたといわれています。

かつてこの界わいには、裕福な商人の町家が建ち並び、京都の商業を支える一角として発展してきました。江戸時代には木綿や足袋を扱う商人が多く、通りの両側には反物や白足袋を扱う看板が並んでいたそうです。

ケパサ ダウンタウン店|綾小路通りで味わう本格メキシコ料理

京都の中心で“メキシコ気分”を

綾小路通り沿いにある「ケパサ ダウンタウン店」は、京都では珍しい本格的なメキシコ料理のレストラン。おいしい!!リピートしたいお店の一つです。
タコスやブリトー、ナチョスなど、彩り鮮やかなメニューがそろい、異国の空気を感じられる人気店です。

旧前川邸(きゅうまえかわてい)

京都・壬生、綾小路通に面した歴史的建物。幕末、新選組の屯所の一つとして使われたことで知られています。

もとは前川家の商家で、広い屋敷と立派な長屋門を構えた旧家。文久3年(1863年)から約2年間、新選組の隊士たちがここを拠点に活動しました。山南敬助の切腹の地としても有名です。

壬生寺や八木邸とあわせて訪れると、幕末の空気をより感じられます。

平安時代からこの通りの名は「美名(びめい)」として知られ、中世になると寺院も立ち並ぶようになりました。ところが、天正18年(1590年)の「京都大改造」により、多くの寺は現在の寺町通へ移され、通りの景観は大きく変化しました。
その後、江戸時代には各地の藩邸が建てられ、羽谷藩、島津藩、松平藩、阿部藩、朽木藩などが京屋敷を構えたと記録されています。綾小路通りはまさに、時代とともに姿を変えながらも、京都の中心を支え続けた歴史の小路といえるでしょう。

香りの専門店「LE SIILAGE」ル・シヤージュ

綾小路通りにある香りのアトリエ「LE SIILAGE」。店内はまるで小さなBARのようなカウンターがあり、静かな照明の中で香りと向き合う特別な空気が流れています。

カウンター越しにじっくり話をしてくださるのは、店主の米倉新平さん。香りの世界に長く携わってこられた方で、好みや思い出、暮らしのリズムなどを丁寧に聞きながら、一人ひとりに合う香りを提案してくれます。

印象的だったのは、香水ひとつひとつにまつわるストーリー。原料の産地や調香師の想い、時代背景などを聞くと、香りが単なる香水ではなく“物語をまとった存在”に感じられました。ある香りは地中海の庭を思わせる清々しさ、別の香りは和紙や木の質感を思い出させるような深み——どれも背景を知ることで、より心に残ります。

香りの世界の奥深さを感じながら、「今日はどんな気分で過ごしたいか」「どんな香りをまとうか」を自然と考えるようになりました。
お話を聞くうちに、シーンごとに香りを使い分けてみたくなる、そんな豊かな時間でした。

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