「紋屋図子通り(もんやずしどおり)」は、京都・西陣エリアに残る細い路地のひとつ。
京都独特の「図子(ずし)」文化を今に伝える通りで、観光地化されすぎていない静かな空気が魅力。
場所は京都市上京区。智恵光院通から大宮通をつなぐ細道で、全長はおよそ150メートル前後。短い通りながら、西陣らしい町並みや職人町の面影が濃く残る。
「図子」とは、京都で細い生活路地を意味する言葉。碁盤の目だけではない、暮らしの中から自然に生まれた抜け道を指す。京都には革堂図子や了頓図子など、有名な図子がいくつも残っている。
「紋屋」の名前は、西陣織に関わる織元や紋を扱う職人に由来するとされる。かつて、この辺りには織物産業を支えた職人や商人が多く暮らしていた。
